カメラを配信に使う方法

カメラからの映像を配信PCに取り込む方法は主に3つあります。

①HDMIキャプチャーボード経由

最も一般的な方法です。カメラのHDMI出力をキャプチャーボードに繋ぎ、USBでPCに接続します。

カメラ HDMI出力
    ↓ HDMI ケーブル
キャプチャーボード
    ↓ USB
配信PC(OBS)

メリット:

  • ほぼすべてのカメラに対応(HDMI出力があれば使える)
  • OBSが「映像キャプチャデバイス」として認識する
  • 比較的安価(5,000〜30,000円)

デメリット:

  • カメラごとにキャプチャーボードが必要
  • 長距離HDMI伝送はケーブル品質・長さに注意(15m以上はHDMIエクステンダーを使う)

選び方のポイント:

  • USB 3.0接続のものを選ぶ(USB 2.0は帯域が不足する場合あり)
  • 4K入力が必要か確認する
  • Blackmagic Design、Elgato、AVERMEDIA等が定番

②NDI(ネットワーク経由)

NDI対応カメラやNDIエンコーダーを使うと、LANケーブル1本で映像を配信PCに送れます。

NDI対応カメラ or カメラ+NDIエンコーダー
    ↓ LAN(有線)
スイッチングハブ
    ↓ LAN
配信PC(OBS+NDI プラグイン)

メリット:

  • ケーブル1本で長距離伝送可能(100mのLANケーブルでも届く)
  • 複数カメラをLAN上に集約できる
  • カメラ側の電源もPoEで供給できる(PoE対応機種)

デメリット:

  • LAN帯域を消費する(1080p30で約100Mbps)
  • NDI対応機器が必要
  • OBSのNDI対応はプラグイン(NDI Tools)が必要

③USB接続(Webカメラ・一部ミラーレス)

WebカメラやUSBビデオクラスに対応したミラーレスカメラは、USBで直接PCに接続できます。

メリット:

  • ケーブル1本で接続完了
  • 設定がシンプル

デメリット:

  • USB延長に制限がある(最大5m程度)
  • 画質がHDMI経由より劣る場合がある

カメラの種類別の接続方法

カメラの種類 推奨接続方法
ビデオカメラ(業務用) HDMI → キャプチャーボード
ミラーレス一眼 HDMI(クリーンHDMI設定) → キャプチャーボード
PTZカメラ NDI or HDMI
Webカメラ USB直結
アクションカメラ(GoPro等) HDMI → キャプチャーボード

クリーンHDMI出力とは

一眼カメラのHDMI出力には、バッテリー残量や設定値などのカメラ情報(オンスクリーンディスプレイ)が映り込む場合があります。「クリーンHDMI出力」設定をONにすることで、映像のみを出力できます。機種によって設定場所が異なります。

まとめ

小〜中規模イベントではHDMI+キャプチャーボードが最もコストと汎用性のバランスが取れています。複数カメラを長距離配線する場合はNDIが有力な選択肢です。